施工手順
マザーソイル施工手順 表土シードバンク採取 ファーザーネット張付 吹付

マザーソイル施工手順

手順

表土シードバンク採取

森林表土とは、森林土壌の最上層をさし、落葉落枝などの有機物が分解された腐植に富み、膨軟で通気性、透水性が良好といった特性を有します※。
森林表土中の埋土種子は、地表から5~10cmの範囲に全体の80%が含まれていることが知られています。マザーソイル工法では、この部分に相当する層位(下図のF層~A1層)だけを選択的に集めることで、林床を荒らすことなく、埋土種子密度の高い表土を採取します。

表土シードバンク

※参考文献:道路土工-切土工・斜面安定工指針(平成21年度版)p.207

ファーザーネット張付

ファーザーネット張り付け

施工条件に応じて2種類のファーザーネットを使い分けます。立体形状の金網にヤシ繊維製帯を挿入した独自の構造により、優れた侵食防止効果を発揮します。

吹付

吹付

採取した表土シードバンク、専用の生育基盤材「マザーソイル」とバーク堆肥またはピートモスを攪拌し、ファーザーネットの上に所定の厚さで吹き付けます。

 
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